日々破戒して

YARE YARE というバンド、ラップをやっている

ハンバーグ大佐

頭が動かなくなった。そろそろ休みが必要だ。かといっていきなり呼んで遊んでくれる友達はいないし、金もない。

思いつくのは、図書館に行くことくらい。
やや奮発して、銭湯。更に奮発して、漫画喫茶。

 

 

今は、全く自分の音楽を広められていず、着々と独房の中で誰にも相手にされず年老いてゆく焦燥感に苛まされている状態なので、銭湯は向いていない。

湯船に浸かってもどうしよう、どうしよう、このまま何もしないまま俺は中年になるのか、うわーーー!!嫌だあ!と頭が動いてしまい、ちっとも落ち着けないと思う。何もしないでじっとしているよりは、こうやって文字を打ち込んでいる方が焦りから逃げられるのでよい。

 

 

漫画喫茶は、まずそこまで漫画が好きじゃないし、頭が疲れてるときに行っても、中身が頭に入ってこないので、金の浪費になる気がする。図書館も同じ理由で行っても頭が痛くなるだけだ。

 

ここまで書いてようやく思い当たるのが、体を使ったレクリエーションが今の私には必要だ、ということだ。

 

 

しかし問題はこの焦燥感だ。わたしは山登りが好きだが、山に出かけるとなれば、準備が必要だ。その上電車に乗らなければいけない。電車の中では、楽しそうに着飾った若者や男女、ピクニックに出かける子連れの家族などがいる。大した目的もなく一人で山なぞに行かなければ行けない自分をそこで発見するのが辛い。まるで阿保ではないか。1時間かそこら、彼らとわが身を比較し絶望する苦痛に耐えなければならない。苦行だ。目的の山に到着する頃には、焦燥感レベルはマックス、頭によぎるのは、「来なければよかった」鳥のさえずりが耳にさわる…1匹1匹捕え、羽をむしり、鍋に入れて食べたい…ああ嫌だ…もう帰りたい………となるに違いない。そんな気持ちで登ったところで、なんの癒やしにもならない。わかりきった話だ。実に下らない。

 

 

癒し…癒しが欲しい。なんと浅はかな言葉であろうか。わたしは今現在疲れている。それは今に至るまで肉体と頭脳を何らかの崇高な目的のため酷使したがためである……故に «癒し»をここで享受する正当な権利を有する…余に癒しを与えよ…ということである、かどうかは知らない…癒されたい…それでも癒やされたい、、例え偏屈なじじいにステッキで打擲された上「この、ウスノロ!」と罵倒されようとも…癒されたい、この日常の檻に、ハンバーグステーキを…ハンバーグ大佐!