日々破戒して

YARE YARE というバンド、ラップをやっている

どうでもよいこと、棚の隅、RADWIMPS

 

 

思いつく限りでいちばんどうでもよいことについて書きたいと思う。

 

しかし、これがなかなか難しい。どんなにどうでもよい、と思ったことがらも、ウィキペディアで検索すると、面白い豆知識などが知れて、なるほど、深いなあ。などと思ってしまう。 

 

自分の部屋を想像し、どうでもよさそうなところに、目を向けてみる。

 

例えば、部屋の隅にある、棚。

なんの変哲もない、棚だ。どうでもいい。その棚の引き出しを開け、奥の、埃の溜まったところにピントを合わせる。

 

あそこは棚の隅っこ。あれは一体、なんであろうか。

早速調べてみる。

 

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すると、驚くことに同名の映画が存在することが判明してしまう。

 

『棚の隅』(たなのすみ)は、2006年製作の日本映画。

 

タイトルからすると、昭和の映画かと思ったが、以外にも10年ほど前の作品だ。

 

見たいかと問われると、全く見たいとは思わない。

 

大体自分は映画が苦手だ。というか、ビデオで見るのが面倒くさいし、映画館で見るのは鑑賞料金がなかなかに応える。

 

最後に見に行ったのは、「君の名は。」だ。

これがめっぽう面白かった。同じ意見を抱いた人も多いと思うが、とにかく映像が綺麗で、見入ってしまう。僕はストーリーなど理解するのが苦手なのだが、光の多い映像のうつくしさにヤられ、ノスタルジックな気持ちに包まれて、序盤から涙が止まらなかった。

 

映画館を出たあと、物語が終わってしまい、現実に戻ったことを、とても寂しく感じた。同じような映画が他にあるなら見たいと思い、ゲオで同監督の作品をレンタルし見たが、これはそれほどではなかった。

 

映像の美しさに加え、音楽がよかった。

主題歌、音楽を担当したのは、RADWIMPSというバンドである。私はRADWIMPSのファンで、「25コ目の染色体」を中学生の時、まだRADWIMPSがそれほど知られてないときに、当時最新であった韓国製のmp3プレーヤーをネットで買い、登校中に聴いてはほくそ笑んでいた。

 

 高校一年生になると、「ふたりごと」や「有心論」が発売され、僕の住んでいた田舎町のCDショップでも手に入るようになった。

 

 緻密に音を配置して、好きな世界を自由に作っている感じがして、すごい、こんなの聴いたことがない、いつか自分もこんなものが作りたい、と思った。

 

話しが逸れた。どうでもよいことについて語りたいと言っておきながら、結局自分語りに行き着いてしまった。

 

なぜ、どうでもよいことについて書きたいかと思ったかというと、書きたいことを好きに書いていたら、段々と息が詰まってきたからである。

 

もっと言ってしまうと、音楽、音楽、言っていることに、疲れてきた。

 

だんだんと「音楽」という言葉が崩壊して、音楽なのか文学なのか、田楽なのか、とんかつなのか、困惑なのか村落なのか、わからなくなってきた。「音楽」と思い浮かべると、石を胃に含んだような気分になるようになってきた。

 

といっても、 思ったことしか書いていない。

 

 

文章を書くと、どうしても些細な事象や、本筋にそれることなどは捨てざるをえない。

それはある意味で物語であり、フィクションだ。

フィクションになってしまうのだが、一瞬の感情を残し、伝えたいのなら、たとえ過剰なものが含まれていたとしても、そのままにしたい。

 

それはある意味で、ポエムだ。

ポエムの中に全てを含ませることも、できるだろう。

 

だが僕にはその技量がない。